俺多分ドラマの主人公

大瀬戸バカ日記

大学1年生大瀬戸。日々、書く。色々。よろしく。

どんな意見でも一度は心のフィルターに受け入れてみることの大切さ

僕の高校に、ヤマダという数学の先生がいた。彼は指導が厳しいタイプであり、特に怒る時の勢いがハンパではないため学校の中でもあまり好かれていなかった。僕もその例外ではなく、彼のことはなんだか苦手に思っていた。

 

 

 

そんな彼だが、僕は彼の言葉に忘れられないものがある。

 

 

高校2年生の冬休みに入る少し前の学校集会のこと。僕の高校では委員が一通り連絡事項を伝え終えた後に先生が一言話す時間があるのだが、いつも集会の場では話さないヤマダ先生がマイクを持った。僕はなにをするでもなくいつものようにスマホをいじったり友達と話したりしており話を聞いていなかったのだが、たまたま顔を上げてなんとなく前を見た時、こんな言葉が聞こえてきた。

 

 

「みなさん、意見は貴重です。まずは受け入れましょう。合わなかったら捨てれば良い。最近では貰った意見に少しでも嫌なところがあると拒絶する人が多いようですが、それではもったいない。」

 

 

その後の話はよく覚えていない。冬休みの過ごし方のことを話していたかもしれないし、そうではなかったかもしれない。僕はその言葉を心の喉元に留めて飲み込めずにいながら、友人とまた話し始めていた。

 

 

その日は部活が少し長引き、またこの冬を越すともう受験生だということで予備校で自習をして家に帰るともう11時半。寝るための最低限の作業を無心でこなした時には、長針と短針は重なっていた。明日は朝練だ。急いでベッドに潜り込み、目を閉じる。意識が海にゆっくりと沈んでいくような、いかないような、心地よい波にゆっくりと飲まれながら僕はその日に聞いたヤマダ先生の言葉を意識の水面に見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意見は一度受け入れてみよう

 

こんにちは、太宰です。冒頭にもある通り、この記事は僕の高校2年生の時の話と地続きとなっています。なぜだか鮮明に覚えているあの時のふんわりとした感覚に大学1年生となった僕がブログという形で決着を付けてしまおうと思い書いているものです。記憶というものは不思議なもので、適切なタイミングで蘇ってきます。その記憶の浮上が起こったのがおととい、5月7日の夜。

 

この時期にしてはとても寒い夜だった上に僕は半袖一枚で大学に行っていたため死ぬほど寒い思いをしながら家までの道をとぼとぼと歩いていました。そんな夜、街灯をぼんやりと見ながら歩いていたところに、この記事の冒頭で記したヤマダ先生の話を思い出しました。

 

 おそらくあの時の寒さが、高校2年生の冬のものと重なり合ったのでしょう。記憶はにおい、色、音楽、寒さ、暑さなど色々な要素をトリガーにして一瞬で蘇ってきます。ちなみにこの記憶についての話は僕にも書きたいものが沢山あるので、あの時と同じ夏になったら記事にします。

 

 

 

さて、本題に戻ります。意見は一度は受け入れようという話。大前提として心無いクソみたいな批判や侮辱をするいわゆる「アンチ」の言葉は意見とはみなしません。あれは鳴き声です。決して僕たちのような高度文明動物が発してはいけないもの。

 

 

人間は弱い生き物です。自分の人生を見返して考えてもそう感じます。僕がそんな人間の弱さも美しいと感じてしまうのはさておき、こと意見に関してはできるだけ耳触りの良い言葉を聞いていたいものです。褒められたい、感謝されたい、批判されたくない、称賛してほしい。世の中には「批判をいちいち気にするな」という内容の本、ブログ、動画が無数にあります。僕もその意見には大賛成なのですが、そういう動画を多くの人が参考にしているのはやはり「批判は嫌だ」と考えており、何らかの対処法を考えているから。そんな中、僕は上のように「批判を一度は受け入れる」ことの重要性を記事にしています。

 

いちいち受け入れてたらキリがねぇだろ、とお思いの方もいるかと思います。しかし、僕が考えるそれはそんな負担を最低限にまで削ぎ落としたものです。それは心のフィルターを作る考え方。文字で説明する前にこちらのイラストをご覧下さい。

 

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心のフィルター

穴空いてなくね?とかの正確過ぎるツッコミは極力控えてください。実はこれは「机」のイラストをひっくり返してフィルターっぽくしたものです。 手にお持ちのスマホを上下逆さまにすれば机だと分かります。

 

 

このイラストが何を表しているのかというのは冒頭のヤマダ先生の話を見返せば一瞬なのですが、僕は曲がりなりにも物書きとして活動しようと動き始めた人間なので説明させてください。

 

 

上の大きなフィルターは、心に大きな大きな影響を与えることはないけれど、その代わりに多様な意見を受け入れる第一フィルター。たとえ嫌いな人からの意見でも、それに筋が通っていれば、まずは受け入れてみる。いらぬ抵抗はしない。

 

下の小さなフィルターは、心や自分の思考の方向に影響を与える、自分にフィットした意見のみを集めるための第二フィルター。ここにはこだわって吟味をする。

 

 

誰の意見だとか、そういうものは考えずに。ラッピングは剥がしてものを考えましょう。成功している起業家だから自分に効果があるとは限らないし、普段からいけすかないアイツが自分にドンピシャの意見をこぼしてくれることもある。だから、上の図のように口は大きく開けておく。選別はそのあと。母数が多くて困ることは絶対にありません。要らないと思ったら捨てればいいだけ。

 

 

自分に変わるためのきっかけを与えてくれる最高のアイデアは、案外近くに転がっていることが多いかもしれません。でも、大事なのはそれを貰ったら自分で走り出すことだと僕は思います。

 

 

 

 

それでは。