俺多分ドラマの主人公

大瀬戸バカ日記

大学1年生大瀬戸。日々、書く。色々。よろしく。

「帰ってきたヒトラー」を観て、自分の心のあり方を考えた

僕は大学が決まった一週間後にはAmazon Prime Studentに登録した。つまりまだ大学に入学もしていない春休みのこと。

 

普通であれば入学してから交付される学生証の写真をAmazonに送ったり、学生専用メールアドレスからAmazonにメールを送ったりして自身が学生であることの証明をするのだが、僕はその時何故かとにかくPrime Studentに登録したくてしょうがなかったのでダメ元で大学の合格通知を送りつけた。二日後、申請が通ったとのメールが届いた。

後になって知ったのだが、Prime Studentには大学の合格通知でも登録が可能とのこと。なかなかに面白い偶然を引き当てたものだ。

 

 

そして登録したはいいものの、そこからの一ヶ月僕は全くプライム特典を活用できていなかった。せいぜい物を買う時の配送サービスで恩恵を受ける程度。

さすがにもったいないと思い僕は通学時に電車の中で映画を観ることにした。そして観た映画に関してはこちらのブログで感想や考えたことを共有していくことにしました。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

さて、1回目の映画カテゴリでの記事、僕が観たのは「帰ってきたヒトラー」という映画。なんでも現代にタイムスリップしてしまったヒトラーがモノマネ芸人として大ブレイクするというもの。

元ネタはティムール・ヴェルメシュという作家が2012年に発表した風刺小説「帰ってきたヒトラー上/下」という本。ドイツではこの本に関して賛否両論あり、かなり物議を醸したとのことだが、今回はそちらの話題には触れず映画の大筋や僕が特に気に入ったシーンについて書いていく。

 

 

 

冒頭でも書いた通り、物語はかの有名なアドルフ・ヒトラー本人がタイムスリップして2014年のドイツに降り立つところから始まる。

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すっかり姿を変えた街に困惑しながらも情報を集めようと歩き回るヒトラー。路傍の売店にて新聞を確認し、「2014」の文字を見た瞬間に気を失う。

 

 

そこから彼は追い出されたテレビ局に戻るべく特ダネを探している気弱な男、サヴァツキに声をかけられ、ドキュメントリー映像の作成のため各地を回り市民に政治についての意見を聞いていく。

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国民が今の政治に不満を持っていることがこのインタビューで明らかになる。ところで、なぜ二枚目の写真の人物にモザイクがかかっているのかお分かりだろうか。

そう、これは映画撮影であることを隠して実際の市民、一般人にインタビューをしているのだ

 

 

 

そんなこんなでドキュメンタリー映像を作り上げたサヴァツキはそれをYoutubeにアップ。「現代にヒトラーが帰ってきた!」と話題になり動画の再生回数は300万回を突破。サヴァツキはヒトラーを連れ元いたテレビ局へ向かい直談判を試みる。

 

 

そこでヒトラーは局の役員の会議室に勝手に入り役員に対して演説を始める。役員たちは誰一人彼が本物のヒトラーだとは思っていないため「うまいモノマネだ」と言わんばかりの笑いを吐く。そこで1人がヒトラーに対し

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と質問をする。当然ヒトラーは本物なのでモノマネの練習もクソもない。それに対してヒトラーはこう言葉を発する。

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「確固たる世界観で常に正しい結論が出せる」

 

 

このシーンは誰もがヒトラーを本物と信じていない中ヒトラーは真面目に話をするという、一種笑いにベクトルを持つシーンなのだが、僕はこのセリフに考えさせられた。

 

確固たる世界観。僕は持っていない。

 

 

おそらく、大人でも持っている人は少ないだろう。こんな風に生きるだとか、こんな人みたいに決断をするだとか、一つ自分に軸が通っていればそれに沿って考えを組むことでいつでも正しい(少なくとも自分にとって)結論をはじき出すことができる。

 

 

大人数での議論においてはこの限りではないが、1人で行う決断、自分の決断がそのまま反映される場面においてはこのヒトラーの考えを常に持つことが大事だと僕は考える。

 

 

そしてその世界観というものを作り上げるには外部から情報を取り入れて、それを自分なりの方法で噛み砕き、外に向けて発信することが大事だと思う。僕がブログをやっている理由にはこれがある。

 

 

僕は今18歳だ。多分若い。若すぎて、まだ視野が狭い。ただのガキ。

だからそんな状況を「年月の経過に依存した強制的な視野の拡大」によってではなく「自らの行動の結果、視野を広げる」ことによって改善していきたい。僕はこのシーンを観てそんなことを考えた。

 

 

 

その後、ヒトラーはさらに民衆を魅了し、映画の作成にまで手をかけるが..........

 

 

 

 

 

☆    ★    ☆

 

 

 

この先はみなさんの目で見ていただきたい。

ちなみに、この作品にはかの有名な「ヒトラー 〜最期の12日間〜」という映画のパロディがある。ヒトラーが激怒しているシーンの空耳で「おっぱいぷるんぷる〜ん!!!!!!!!!」と聞こえる部分があるあれだ。知っている方も多いだろう。

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その他にも、笑えるシーンが多数あるこの映画。

ただ、このヒトラーという人物が現世に現れて人々を魅了し、やがて過激な軍事政権を打ち出すことになったら......?

そんな危険性、ifではあるものの背筋に冷たいものを感じさせる、考えさせられる作品でもある。

 

 

 

 

ぜひ観てください。それでは。